交通事故の傷で仕事が減ったけど慰謝料払ってもらえる?

Q、交通無事これが原因で仕事が減ってしまったのですがその分慰謝料をもらうことはできるでしょうか?

私はある雑誌のモデルをしていてこれまで撮影などでお給料をもらっていました。
しかし半年前に交通事故で怪我をしてしまったことで今では仕事が激減し、収入も大幅に減ってしまいました。
傷が残ってしまい、この傷に関しては完全にきれいに治る可能性は低く、本当に綺麗にするのであれば美容整形などをしなければいけないと言われました。
傷が残っているのは肘の部分になるのですが、ファッション雑誌のモデルをしているため露出することもあり、こういった部分からメイクで隠しきれないというのが理由で仕事が減っています。

まだ加害者側との示談は成立していないのですが仕事が減ってしまった分についてその分慰謝料を受け取ることができるのでしょうか?
今後を考えても同じ仕事で今までと同じ給料をもらうことは難しく、私自身とてもショックに感じています。
事故で怪我をした際の痛みなどについては、今現在ほとんどない状態なので通院はしていませんが、今のところ慰謝料について納得できていないので示談には応じていません。
しかし保険会社側からそろそろ示談を成立させてくださいと言う内容で話があったため、上でも書いてように私の仕事が少なくなってしまったことに対する慰謝料はどうなるのかを検討してもらっています。
この場合、どのくらいの慰謝料が受け取れるのでしょうか?

A、あくまでも交渉次第となります。

交通事故で傷が残ってしまった場合、顔にある程度の大きさの傷があれば、後遺障害として認められます。
しかし今回のケースでは顔ではなく、腕に傷が残ったということなので、後遺症害としては認められず、当然ながら、逸失利益を受け取ることはできません。
ただし、お仕事が激減し収入も大幅に減っているということですので、ここに関して加害者の保険会社側と交渉次第では慰謝料が高くなることは考えられます。

できるだけ多くの慰謝料が欲しいと考えているのであればまずは、自分だけで保険会社と話をするのではなく弁護士さんを通しましょう。
それだけでも弁護士基準で慰謝料が計算されることになるため、保険会社が計算する金額よりも高くなります。
またその他に後遺障害が残ってしまう懸念はないということですが、やはり通院期間中などで仕事にも影響が出ていると思われるため、こうした部分でも休業保証についてしっかりと請求した方が良いと言えます。
後遺傷害として認定されなくても傷跡が残ってしまえば女性にとっては精神的なダメージが計り知れないものとなりますから、こうした部分はしっかり考慮してもらいましょう。

保険会社は基本的に後遺障害として認められなければ、その部分について慰謝料は計算しませんが、弁護士さんを立てることによって、被害者が受けた心の傷を慰謝料という形で請求してくれます。
ただし前述の通り後遺障害が認められなければ逸失利益の受け取りができませんので、ここでは少々損をするような気持ちになってしまうかもしれません。
あくまでも、逸失利益というのは仕事に対しての保証となっていますので後遺障害が認められなければどんなに傷が気になるような状態でも受け取ることができないので、ここはしかたがないとあきらめるしかありません。

その分慰謝料に上乗せという形で最終的には示談を成立させると良いでしょう。
また美容整形を受けて傷跡をきれいに治したいという気持ちがあれば、こういった部分について、まずは保険会社に交渉してみると良いです。
多くの場合でここまでは保証できないと言われてしまいますが、場合によっては弁護士さんと交渉することによって、美容整形の費用を負担してくれるケースもあります。
お仕事がお仕事ですので美容整形手術が必要だということになれば保険会社から手術費用などについても保証されるでしょう。
こうした部分についても弁護士さんと相談しながら保険会社に交渉してみる価値があります。